近年、カラダの老化現象を引き起こしていると考えられているのが「酸化」と「糖化」。 なかでも糖化は、普段私たちが食べている甘いものや、糖質の高い食事によって体内に蓄積された余分な糖が、体内のタンパク質や脂質と結びつき、老化促進物質のAGEs(糖化最終生成物)を作り出すため、「カラダのコゲ」とも呼ばれています。 このAGEsこそが、体内の細胞や組織にダメージを与え、様々な不調や老化を加速させる元凶となるのです。 AGEsが作られやすいのは、食後すぐの時間帯。血糖値が上がりやすい食事の後ほど、糖化は進んでしまいます。普段、何気なく食べているものが、糖化の原因を作り出している可能性も高いです。 糖化は、肌の老化や加齢など、カラダの衰えに影響を及ぼすだけでなく、進行すると糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞などの深刻な病気にもつながりかねません。一度体内で糖化が起こると、元には戻らないため、糖化を未然に防ぎ、AGEsの生成を抑制することが大切です。
私たちが老いや加齢による不調を感じているとき、東洋医学では五臓の「腎(じん)」が弱っていると考えます。腎とは、カラダの発育や成長、生殖といった役割を果たす「生命力の源」。腎の働きが低下すると、気力や体力、生殖機能が衰え、老化現象があらわれやすくなります。 過剰な糖分は、腎の持つ「精(せい)」と呼ばれるエネルギーを消耗させ、衰えた腎の機能をさらに低下させるなど、追い打ちをかける場合があるのです。また、ストレスや疲れ、過労、睡眠不足なども、腎の機能に悪影響を与えるでしょう。そこで、普段の食事や生活習慣を整えることが、「腎の強化=エイジングケア」につながります。
- 糖化予防において最も重要なのが、食事による血糖値のコントロールです。食後の急激な血糖値上昇は、糖化を促進する大きな要因となります。そこで、次の4つの食事術を取り入れて、糖化を予防しましょう。 ●低GI値の食品を食べる 玄米、全粒粉パン、野菜、きのこ、海藻類、肉、魚といった「低GI値」の食品を積極的に食べると、血糖値の急上昇が抑えられてインスリンの過剰分泌を防ぐため、糖化予防に効果的です。
- ● 食事をする際は、最初に食物繊維が豊富な野菜やきのこ、海藻類を食べることで、糖の吸収が緩やかになり、血糖値の急上昇を抑えられます。次に肉や魚などのタンパク質、最後に炭水化物を食べるという順番がおすすめです。 ●よく噛んでゆっくり食べる 早食いは、糖化の原因となる血糖値の急上昇を招きやすいです。また、よく噛むことで満腹感も得られやすくなり、食べ過ぎを防ぎます。 ●栄養バランスの取れた食事を心がける 食事は、特定の栄養素に偏りすぎないことが大切。タンパク質や脂質、炭水化物をバランス良く食べましょう。また、AGEsの生成を抑える抗酸化作用の高い食品(ベリー類、緑黄色野菜など)も積極的に取り入れたいです。
- 食後に軽い運動をすると、食事で得た糖分をエネルギーとして消費するため、血糖値の急上昇を防ぐ上で効果的です。また、AGEsの生成につながる「体内の余分な糖とタンパク質の結びつき」も抑制できます。 ●おすすめは、食後30分〜1時間以内に行う、15〜20分程度のウォーキング。インスリンの働きを助け、血糖値の上昇を穏やかにします。 ●継続できる運動を見つける ウォーキング以外にも、ストレッチやヨガ、ピラティス、呼吸法、太極拳、筋力トレーニングなど、ご自身が楽しく継続できそうな運動を見つけて習慣にしましょう。無理のない範囲で毎日続けることが重要です。
- こまめな水分補給は、体内の老廃物を排出し、新陳代謝を促進する上で非常に重要です。とくに、抗糖化作用が期待できる飲み物を意識して飲むことで、内側からも糖化対策を行うことができます。選びたいのは、低糖質でエイジングケア効果の高いお茶やハーブティーなど。おやすみ前は、眠りを妨げないノンカフェインのものを取り入れましょう。 これらの茶葉には、ポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれているため、AGEsの生成を抑制する抗糖化作用が期待できます。 ●ルイボスティー 、どくだみ茶、甜茶 がおすすめです。
-
.朝晩のスキンケアと紫外線ケアで肌の糖化を予防 肌の糖化は、シミやシワ、たるみ、くすみといった見た目の老化現象に直結します。そこで、肌の糖化を未然に防ぐため、朝晩のスキンケアと紫外線ケアを心がけましょう。 ●朝晩の保湿ケア 乾燥した肌はバリア機能が低下し、より糖化の影響を受けやすくなります。そのため、朝と晩に、化粧水や美容液、乳液、クリーム、オイルなどでしっかりと保湿を行い、肌の潤いを保ちましょう。 ●紫外線ケア 晴れている日はもちろん、曇りや雨の日もUVケアは必須。紫外線は、肌の酸化を促進し、糖化も加速させる要因になります。日焼け止めは毎日塗るようにし、帽子や日傘なども活用しながら、肌を紫外線から守りましょう。 ●クレンジングや洗顔で汚れを落とす 肌に古い角質やメイク、汗、ほこりといった汚れが残っていると、肌のターンオーバーが滞り、糖化したタンパク質が蓄積しやすくなります。そこで、朝と晩はやさしく丁寧なクレンジングと洗顔を行い、清潔な肌を保ちましょう。★オススメのツボ足三里・・・膝のお皿の下外側から指4本分下 脾胃を整える。だるさの改善。内関・・・手首の掌側のしわから指3本分上、2本の腱の間 自律神経の調整、過食傾向のある方気持ちいい強さで毎日刺激しましょう。