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夜間尿

夜間尿が気になりませんか?

トイレに行った直後に残尿感が残っていると、つい何度もおしっこに行きたくなりますよね。
他にも、急に尿意をもよおして我慢できなかったり、コントロールできずに尿が漏れてしまったり。
そうなると、外出先でも気がかりが拭えず、不安な気持ちになってしまいます。

夜中にトイレで目覚める夜間尿は、質の良い眠りを妨げ、日常生活にまで影響が出かねません。
不調が続くと「またおしっこがしたくなったらどうしよう…」と心配になり、眠れなくなるという睡眠障害につながる場合もあるでしょう。

東洋医学では夜間尿を「腎虚(じんきょ)」による不調と捉えます。

腎虚とは、発育や成長を司る腎のエネルギーが衰え、カラダが冷えて血流が滞り、排泄機能がうまく働かなくなっている状態。
そのため夜間尿だけでなく、耳鳴りや白髪、気力低下といった不調もあらわれやすくなります。
また、寝る前にお茶やコーヒーを飲む習慣がある人にも、夜間尿が起こりやすいでしょう。
というのも、お茶やコーヒーに含まれるカフェインには尿の出を促す利尿(りにょう)作用があります。
それから、緊張する場面でトイレが近くなることはありませんか。

強いストレスも尿トラブルの原因のひとつ。カラダだけでなく心への負担も、夜間尿の回数を増やしている原因になっているのです。カフェインだけでなく、多くの食品に含まれているカリウムにも利尿作用があります。
とくにジュースやお酒、ドライフルーツ類はカリウムの値が全体的に高めです。普段口にする食べ物の中に、カフェインやカリウムが含まれていないかどうか、見直してみてもよいでしょう。
また料理をする際は、薄味を心がけるだけでも、ナトリウムの接種を抑えることができ、カリウムのバランスが保たれます。

食材を選ぶなら、弱った腎を強化する補腎(ほじん)食材がおすすめです。
たとえば、スーパーなどに売っているクルミやアーモンドなどのナッツ類やニラ、黒ごま、黒豆、きくらげ、昆布など。
コンビニ食やファストフードを食べる回数を減らして、自炊する頻度を増やすだけでも、カラダの腎気を補うことができるでしょう。

下半身の血流を促し、夜間尿を改善

■中極(ちゅうきょく)

下腹部を温め、夜間尿を改善する効果が期待できるツボがお腹にある中極です。中極はおへその下で恥骨から指2本分上がった位置にあります。中極は泌尿器系の不調に働きかけ、腎機能を高める効果があるツボ。仰向けに寝て、指の腹で垂直にやさしく押す動作を数回繰り返しましょう。

■湧泉(ゆうせん)

夜間尿だけでなく、夜中に目が覚めてうまく眠れないという人にもおすすめのツボが足裏にある湧泉です。両足をグーにした時、足裏の上部でもっともへこんでいる部分。エネルギーが湧き出ると言われるツボでもあります。やさしく刺激することで、血行を促し、冷えが原因の夜間尿を改善する効果が期待できるでしょう。

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